マタニティマークと優先席の真実

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" 優 先 席 "

"おゆずりください。この席を必要とされている方がいます"

 

妊娠して初めて知った事実。「席、譲ってもらえないんだ・・」

 

わたしは妊娠するまでほとんど優先席に座ったことがなく、

過酷な優先席事情に気づいていませんでした。

 

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1人目の妊娠は30代に入ってから。

妊娠期間中は慢性的なつわりが続き、

立っての電車通勤がつらくなりました。

 

会社ではデスクワークでのため通勤さえできれば何とかなります。

私は毎日藁をもすがる思いでマタニティマークをつけ優先席に近づいていました。

 

しかし譲ってもらえることは稀です。

 

もちろん優先席に座っている方で、

見た目にはわからないご病気のかたもいらっしゃると思います。

とはいっても、朝の通勤時間帯の優先席の大半は中高年のサラリーマンや

30代~40代の女性、ここに座っている全員が体調が悪いとは思えません。

帰りの通勤時間帯にはゲームやスマホをする若者も加わってきます。

 

マタニティマークをつけて優先席に近づく=「席ゆずって」と

ずうずうしく言っているような気がして、

ずうずうしい自分が恥ずかしくて、

マタニティマークを正面からみせることに躊躇していました。

それにしても全く気付いてもらえません。

というかみなさん下を向いて見ないふりをしているようにさえ思えます。

 

もう一つ発見したことがあります。

優先席に座っている方より

普通席に座っている方や立っている方の方が快く席を譲ってくれるのです。

 

妊娠期間中の通勤は本当につらく、

席を譲っていただき声をかけていただいた時には

涙が出そうになることが何度もありました。

 

あと一駅で降りるというところで、

普通席に座っている男性がマークに気づき席を譲ろうとしてくれました。

たった一駅なので申し訳なく「あと一駅なので大丈夫です」というと

「あと一駅でもどうぞ」と言ってくださいました。

正直、あと一駅でも座れるとだいぶ楽なのでとても助かりました。

 

優先席に座ってマタニティマークを無視する人は

妊娠は病気じゃないと思っている方が大半だと思います。

 

 

いえいえ、

 

妊娠は普通の病気よりキツイですから・・・・・

 

 立っているのがやっとだったりしますから・・・・・

 

 

最近、常々思うこと、

妊婦さんだけでなく、お年寄りや体の不自由な方や体調が悪そうな人がいれば

躊躇することなく声がかけられる自分でいたいと思います。